長女のピアノコンクールですよ!

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こんにちは!

今日は休みで天気も良かったので洗濯機を4回まわして、たまった洗濯物を一気に干したカッパの嫁です。

先日長女のピアノのコンクールがありました。

この日演奏する2曲を何ヶ月もかけてやってきました。

いよいよだ〜と思っていた朝、

『Cちゃん(三女)に踏まれた・・・。』

としょんぼりしながら長女が差し出したのはグニャッと曲がったメガネ。

〝だからあれほど下に置きっぱなしにしちゃダメ!って言ったのにー‼︎〟

と言いたい気持ちをぐっとこらえて、今日は極力怒るまい!

『・・・後でメガネ屋さんに持ってって、直るか見てもらおうね・・・。』

 

演奏する時は暗譜なので、メガネがなくても支障はなくて助かりましたが、

よりによってコンクール当日にアクシデントとは!

なんの予兆⁈

不吉な予感はあまり考えずにいよう!

 

実は今日は長女の独り立ちの日でもあります。

なぜかというと、一人でステージに立つ日です。

ピアノは一人で弾くので当たり前なんですけど、今までは私も演奏者の付き添いとして椅子の高さを調整したり補助ペダルを取り付けたりする補助をしてました。

今回からはそれはもうありません。

大きくなったので補助ペダルも必要ないし、椅子の調整も一人でできます。

親の助けはもういらなくなりました。

小さいことですが、全てを一人でするという初めての日なのです。

私はもう客席で応援するしかありません。

 

会場へ向かう車の中で、

『Nちゃん(長女)は何番だろうね〜?』

と話していると

『真ん中らへんがいいな〜。』

と長女。

当日会場に行くまで演奏順がわからないので、ドキドキなのです。

 

いざ、会場について、演奏順の掲示を見ると・・・

〝41番〟

『!!!!!』

なんとトリでした!

演奏者は41人。

2グループに分けられ、後半のグループなのはわかっていましたが、

まさかトリとは!!

後半グループ21人の演奏時間が1時間強なので、その間他の人の演奏を聴きながら緊張状態で待つってことです。

〝いやだろうな〜、緊張するだろうな〜〟

と私まで具合悪くなりそう。

 

後半グループの演奏が始まるも、しょっぱなからカットのベルが

『チーン!』

と鳴らされました。

1曲の演奏時間を超過すると

〝そこで終わり!〟

と審査員からベルを鳴らされ、次の曲へ移らなくてはなりません。

学年と受ける級が上がったので曲も長くなってます。その分椅子の調整や、弾き始めるまでに気持ちを整えるのに時間がかかりすぎると時間オーバーになってしまいます。

今まで受けたことのある下の級ではカットのベルなんて一度も聞いたことがなかったので

〝ヒャー!!やばいかも!?〟

ってドキドキです。

その後もカットのベルが何人かに容赦なく鳴らされます。

自分の子じゃないけど胃が痛くなりそうです。

でも何もできません。祈るのみ!

そうこうしてるうちにいよいよ最後!長女の番です。

〝頑張れ長女!〟

 

 

〝あれ?なんか堂々としてる。〟

〝アーッ!!ちょっとしくじった!?〟

〝でもしっかり弾いてる!とっても上手!なんか別人みたい。〟

 

カットのベルは鳴らされず、弾ききることができた長女!

頑張った〜!

 

演奏が終わってホールを出たとこでピアノの先生に会いました。

レッスンの合間に聴きに来てくれてました。

『よく頑張ったね〜!すっごく上手だったよ〜!』

と先生に声をかけられると長女に涙がポロリ。

先生と話して一気に緊張が解けたのか、急に涙が溢れ出したよう。

先生にヨシヨシしてもらってるのを見てたら私まで涙が出てきました。

ホントに一人でよく頑張ったんだと思います。

 

『結果が出たら連絡くださいね。』

と言って先生は帰られ、私と長女は結果が発表されるまであと1時間ほど会場近くで待つことに。

せっかくなのでその辺でパチリ!

この日の結果は掲示発表だけなので、ドレスを着替えて結果を見に行くと・・・

 

『ん!?』

『んんん!?!?』

『Nちゃん!名前あるよ!予選通過だって!!』

『えー!?嘘でしょ!?』

眼鏡がないので掲示がよく見えないらしい。

『ホントだって!ここにある!』

『えー!えー!ホントだ!えー!?』

って言いながら嬉しすぎてピョンピョンしてる長女。

41人中13人が予選通過でした。

よく頑張った!

ドレス脱がなきゃよかった!でも記念にパチリ!

早速先生に電話。

『先生!予選通っちゃいました!』

『お母さん、よかったですね。Nちゃん本当によく頑張りましたよ。

これでNちゃんもっと自分を前に出していけるようになると思います。

ピアノだけでなく、Nちゃんにはもっと自分に自信を持って、もっと変わっていってほしいと思ってるんです。

今日のことでこれからすごく変わると思いますよ。』

ありがとうございます!

Nちゃんも先生なにやら話してニコニコ笑顔。

よかったね!頑張ったね!

子供がまた一つ成長した1日でした。

 

一応本選に出場できる権利を得たものの予選とは違う曲を弾かなければならず、しかも2週間後。

まさか予選を通るなんて誰も想像しなかったのでそんな準備はしておらず。

2週間で新しい曲を仕上げるなんてとても無理な話!そんな天才肌ではございません。

本人も

『譜読みもできない。』

先生も

『本選は無理!次のコンクールの曲を始めなきゃならないから、また週2できてください。』

ということで本選は辞退。

 

メガネの修理は今日はさておき家族にも報告!

『今日は好きなもの食べさせてやって〜!』

と言ってもらったので

『今日なに食べたい?』

と聞くと、

『え〜・・・わかんない。』

ピアノのこと以外は相変わらずなようです。

パパは仕事で一緒に食事できないので、この日は自宅で妹たちとラーメン&プリンでお祝い。

そのうちパパも一緒においしいもの食べに行こうね!

長女のピアノコンクールですよ!」への2件のフィードバック

  1. Nチャン、おめでとうございます!
    私までウルウルしそうでした。
    日々の訓練をともに乗り越えてきた先生のお顔が見えて緊張感が解きほぐれたというの、本当によくわかります。
    そういうこと、あったなぁって、自分の中の思い出とかぶらせたりしました。
    一生懸命頑張れば頑張った分だけ、勝っても負けても得られるものの大きさが大きいですもんね!
    とてもステキなお話をありがとうございます。

    1. カヨさん、コメントありがとうございます。
      一生懸命頑張れることを見つけた長女、これからも応援よろしくお願いします^ ^

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